我が家のキャットタワーは5年以上前に購入し、柱2本で天井に突っ張るタイプなのですが、窓の外が見えるよう角に設置していないため、以前から激しく飛び付かれるとグラつきが問題でした。

そこでようやく解決するためDIYしたいと思います。

グラつく原因は、角に設置していないだけでなく、柱と天井までの間が20cm以上空いているので、寸切ボルトだけでは不安定になりやすいので、ここにプラ木レンという、高さ調整可能なプラ束を使えば、ガッチリ固定できるのではないかと考えました。しかし、「束を一番下に入れて、全体を持ち上げれば?」という奥様の発想にヒントを得て、キャットタワーの一番下に箱を追加しようということになりました。

そこで、こちらが今回の材料。底板と同じサイズの新しい底板は、余っていた構造用合板9mmで作成。側板として2×6材で3枚、扇形の直線部分2枚と、中心に補強として短いのを1枚用意しました。先日購入した丸ノコが早速活躍してくれました。

怪我をしないように、60番と240版のサンドペーパーで切り口を丁寧に削り、ブライワックス・ラスティックパインを塗り込みます。トルエンフリーなので猫にも安心です。

底板と側板をがっちりビス留めします。もちろん下穴をあけてから。

底面には保護用のフェルトを貼ります。

横着して横倒しにして組もうかと思ったら、ドリルドライバーが斜めになってしまうため、泣く泣く柱に番号を貼り付けキャットタワーを解体。

改めて新しい底板をキャットタワーにがっちりビス留めします。

再度、組み立てて完成です。一番下には新たな寝床(?)ができました。果たして入って寝てくれるのか…。

天井部はこんな感じで、寸切ボルトがだいぶ隠れたので、安定してくれると思います。念のため蝶ナットはプライヤーでがっちり締めました。

全体像はこちら。一番上の棚が窓枠と同じ高さになったので、ビス留めすればもっと安定しそうなんだけど、カーテンが閉まらなくなってしまうため断念。でも以前よりがっちり固定されてるから安心でしょう。

今回の制作費は、2×6材6Fを1本、フェルトシート1枚、ビスで1,300円ほど。ちょっと大変だったけど、プラ木レンを使うより安価でより安定したと思われるので良しとしましょう。