Webのしくみ

まずはじめに、Webの仕組みから説明します。

図の左側を見てください。私たちがコンピュータ等を使用して、インターネットに接続し、Webページを見るためには、Webブラウザが必要です。

私たちは必要な情報を探すとき、GoogleやYahoo!などの検索サイトを使い、探したい情報のキーワードを入力して検索する方法が一般的です。

しかし、Webブラウザの上部にある「アドレスバー」に、URLと言われるWebページの所在を表した文字列があります。これを直接入力しても、目的のWebページを表示することができます。これが「要求(リクエスト)」です。

これに対し、図の右側にあるWebサーバ側では、リクエストを受けて、Webページを構成するファイル(HTML/CSS/画像ファイルなど)を私たちの元に送信してくれます。これが「応答(レスポンス)」です。(私たちの側から見ると、「ダウンロード」となりますね)

ですから、Webブラウザで見えているページを構成する情報は、もともと自分のコンピュータ内にはなく、離れたところにあるWebサーバからダウンロードしたものになりますので、インターネットがつながっていないと見ることができないんですね。

そして、「Webページを作る」というのはどういうことかというと、以下のステップが必要となります。

  1. 自分のコンピュータでWebページを構成するファイルを作成する
  2. 作ったファイルをWebサーバに送る(アップロード)

1.だけでは、作ったWebページを自分のコンピュータでは見ることができますが、ほかの人は見ることができません。2.でインターネットに公開することによって、ほかの人も見ることができるようになります。

しかし、Webページを公開するということは極端な話、「世界中の人から見える」ことになるので、内容には注意が必要ですね。