直前にいろいろありましたが、5年ぶりに旅行へ行くことになりました。急ということもあり宿を押さえるのに苦労しましたが、何とか確保し行き先も決定。今回はグルメ旅です。

まずは海の幸が有名な富山へ。妻は牡蠣が食べたいということで、日本海に面した、入善 牡蠣ノ星へ。

入善 牡蠣ノ星

今回いただいたのは岩手・広島・北海道などの牡蠣でしたが、富山湾の海洋深層水で浄化した安全な牡蠣のようです。焼き・蒸し・生の牡蠣にフライや炊き込みご飯までついた、上牡蠣ノ星セットをいただきました。

焼き牡蠣・帆立・鮑
生牡蠣
牡蠣フライと炊き込みご飯

お腹を満たし、今晩の宿へ向かう途中、魚の駅 生地を見つけて立ち寄りました。

魚の駅 生地 とれたて館

ここは、食事ができる「できたて館」と海産物が買える「とれたて館」からなり、とれたて館にてお土産の白海老などを早々に配送手配し一安心。

本日の宿は八尾の老舗旅館である宮田旅館です。越中おわらという盆祭りで有名な歴史ある町並みにあるこの旅館は江戸後期からの歴史を感じさせるものでした。

宮田旅館
宮田旅館 客室

チェックインを済ませ、まだ明るいうちに八尾の町並みを散策しました。石畳の道路の両側に、歴史ある街並みが続き風情があります。駄菓子屋や酒屋、味噌・醤油の醸造元などがあり、長江屋豆富店にてくり豆腐をおやつにいただきました。

八尾の町並み
長江屋豆富店

そして夕食には、富山の寿司を堪能しようと、友人に教えてもらった「すし玉」にて、おすすめの「ふくらぎ」が売切だったのが残念でしたが、白エビやのどぐろ、焼き穴子などをお腹いっぱいいただきました。

初日の富山はほぼ食べ物中心で終了し、2日目は長野へ。渋滞回避で安房トンネルを避け、過酷な峠道を楽しみながら、ビーナスライン沿いの蕎麦店、廖山亭へ。十割蕎麦切りと季節の天ぷらをいただきました。売切で終了となってしまうようで、心配していましたが何とかありつくことができてホッとしました。

季節の天ぷら
十割蕎麦切り

本日の宿へのチェックインまで時間があるため、景色が良さそうな車山高原へ立ち寄りました。ビーナスラインはこれまで何回も来ましたが、一番天気も良く、ススキも美しく最高の景色が眺められたので大満足でした。

さぁ、本日の宿、「たてしな 藍」に到着。入口からすでに雰囲気があります。チェックインではお茶とお茶菓子でお出迎え。さっそく気分を盛り上げてくれます。

今回予約が直前となり、ちょっとお高いプランしか予約できませんでしたが、広いお部屋に最高の眺めに感動。紅葉が始まっていたらとても予約が取れないであろう素敵なお部屋でした。

まずは、夕食の前後で男女が入れ替わるお風呂へ。岩風呂の露天では早くも紅葉が色づいていました。さっぱりして夕食のため食事処へ移動。個室になっているので周りに気兼ねなく2人の時間を楽しむことができました。

山味懐石 旬菜

美味しいお食事で満腹ではありましたが、男女が入れ替わった檜風呂へ。タイミングが良かったのか、初めから終わりまでひとり貸切状態で、ゆったり浸かることができ最高でした。

ご馳走でお腹いっぱいなのに、お夜食の蕎麦寿司まで…。美味しいので2人でもちろん完食しました。

ここ数日でだいぶ冷え込んできて、夜は寒くなってきましたが、部屋は暖房は効いているし、分厚い布団も用意されていたので暑いくらいでしたが、ぐっすり眠ることができました。

そして朝食は、びっくりするくらいの豪華な朝食。蕎麦粥、きのこ汁、マスの一夜干しなど、家庭で作るには大変すぎる朝食に圧倒されました。

最終日は帰るのみの予定でしたが、せっかくなので諏訪大社に立ち寄り、帰途の安全と今後の健康を祈願し、今回の旅を締めました。

帰りは天気も崩れる見込みで渋滞も心配なので、諏訪から2時間半ノンストップで昼過ぎに無事帰宅。最後まで渋滞らしい渋滞も巻き込まれず、素晴らしい旅となりました。急だった上になかなか贅沢な旅でしたが、最高の思い出になり、またいつかこんな旅行ができたらいいな〜と思いました。

さぁ、またがんばろう! (今回の総距離:870km)