小学生の頃、遠足で一度だけ行ったことのある小網代の森が、数年前に整備されたと聞いたのでぜひ行ってみたいと思ってたところ、やっと時間ができたので、猛暑ではありますが実家に車を置いて、30年ぶりに行ってきました。当初1人で行くつもりでしたが、父も母も行くというので余計に暑さを心配していたところ、母は断念するとのことで、結局父と2人で出かけました。


真夏なので涼しい早朝に行きたかったのですが、ホームページによると開場が7時とのこと。仕方なく7時前に出発。もうすでに暑いのでこの先が不安になります。大通りより約5分ほど、小網代の森の入り口です。


入口を過ぎると、いきなり深い森に、やはり森の中は比較的涼しいです。そして遊歩道が森の奥へと続いています。


両側に手すりがあり安全ではありますが、自然に触れると行った雰囲気ではありません。昔は小川に沿って道なき土の上を歩いて行ったので、自然が身近でしたね。


早朝だからか、真夏だからか、人は全くいません。それにしても何も代わり映えしないなぁ。まぁ、森を見にきたわけだから何もなくてもいいんだけど…


手すりのないところは開放的ですが、道を外れるのは禁物。よく見ると湿地になっているので危険です。


森が拓けたところには、背の青いとんぼがたくさん飛んでいました。


やなぎテラスという拓けたところに出ると、日は当たりますが風が吹いて気持ちいいです。その奥にはえのきテラスというのがありますが、屋根もないので、この時期には休むこともできません。


海が見えてきましたが、ここから登りとなります。前を行くのは、日焼けしないようフル装備の父。


白髭神社に到着。かつて天皇・皇后陛下も訪れたことがあるようです。せっかくなので家族の安全を祈願。


神社の石垣に、ようやく撮れたアカテガニ。これまでたくさんいたのに、撮影しようと近づくと一瞬で穴に逃げられてしまうのでようやく撮れました。


1時間足らずで小網代湾に到着。遠くにはシーボニアの建物が見えます。


帰りは一気に坂を上ります。坂を登ると、小網代湾が見渡せます。


帰り道の住宅街の公園で出会った猫。黒白かと思ったら、キジ白だったのね。

帰りの一般道はアスファルトの照り返しが暑かったけど、森の中は思ったより涼しくて、身近なところにこんな大自然が残っているということが不思議な感覚でした。でもやっぱり春や秋に訪れるのが良さそうですね。何より父が元気にスイスイ歩いているのが驚きでした。ひさしぶりに面白い体験ができました。