先日薦められて読んだ原発をテーマにしたマンガ「みえない雲」の映画版の上映会に行きました。

 この作品はもともと小説で、ドイツで原発事故が起こったらどうなるかというフィクションでした。しかし、3.11で福島原発の事故におびえた我々にとっては、ある意味リアルで悲しい物語でした。

 これまでは、原発に頼らざるを得ない現状を急には変えられないから、徐々に減らしていくべきと思っていましたが、やはりとんでもなくリスクのある発電方法なんだと感じました。

 計画停電は不便でしたが、日本中が一丸となって節電に取り組んで乗り切ったのだから、この際原発をやめ、しばらくの不便を承知で新しい発電方法に切り替えていかねばならないのではないでしょうか。